俺らのところにへんな奴がはいってきた。








「と、いうことで力を貸してくれることになった紅の双孤、もとい
         .......そういえば、名をなんというんだ?」
     ヅラが聞いていた。が「教えるつもりはない。だいたい馴れなれしくするな
     といっただろう。」といいやがった。
 
     アイツ、なんか上から目線でいいやがってコノヤロー。
     

                だけど

         「私は人前では面をはずさない。はずせない........。」


            このときの声を



                    このときの言葉を

    
             聞いたときは



                 悲しい奴だと思った。







             「戦だ。いくぞ」

            おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!

      高杉の声にみんな気合が入る。目つきが変わっていく。
       そうだよな........斬りにいくんだから....
たぶん、おれも変わっているんだろうな。侍の目に。


            「天人どもがぁぁ!!お前らの好きな様にはさせん

              ここは侍の国だぁぁ!!!!」

            ヅラも気合をいれて次々に天人を斬っていく

            うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!
         キィィィィィィンンン!      ドカァァァァァンン!!!!
      金属音が鳴り響き。生臭い血の匂いが充満している。

            「みんな!!背を合わせて戦うんだ!!背をとられるな!!」

     ヅラが叫んだ。ということは、あっちの数が多いと予想したらしい。

                しかし


          双孤はしたがわなかった。そのまま天人の軍団へとつっこんでいった。

         「おい!!双孤!無茶だ!!」

      しかし、そんなヅラの忠告も受けず、そのままつっこんでいった。





                 次の瞬間

           ぐはっっっっ!!!!
                      ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

         ブシュウウウウウウウウウ

      

               双孤を取り囲んでいた天人は



              一瞬の光とともに
     
              自分の持っていた武器によって


              殺されていた。


        なにが起こったかはわからねぇ。だけど、不思議な力というのは
       これのことだろう。